プロジェクト135パート2 第1回 ベリンツオーナ旧市街にある3つの城、要塞及び城壁

 2年間かけて47都道府県を自転車で周ったプロジェクト135のパート1が無事終わり、次に何をするか考えました。「そーだ世界遺産巡りをしよう!」世界遺産を紹介するのと同時に出来ればその土地の自転車事情を紹介することにしようと考えました。二人の年齢を合計するとすでに138歳、2人の体重を合計すると138kg、本来プロジェクト138が正しいのかも知れませんが、135の方がなじみがあるだろうとパート2としました。第1回、スイスのイタリア側ベリンツオーナを見てきました。第1回にふさわしいとても印象的な町でした。
 
■今回場所は
 

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皆さんお久しぶりです。135の最初の山形より2kgほど減量できているのですけれど、、、。それはさておき、ベリンツオーナはスイスとイタリアを結ぶ交通の要衝として栄えた中世の要塞都市でティチーノ州の州都です。
 
街には3つのお城があり、それを中心に城塞が街を囲んでいます。
 
3つお城のうちの一番街中で、一番大きいのがグランデ城、街中といっても近くの岩山の上に建っています。
 
お城そのものも、かなり高い城壁に囲まれています。
 
圧巻はそのお城から伸びて街を取り囲む城壁、ムラータというそうですが、これがびっくりするほどの出来栄えです。お城に近いところは地面から物凄く高くて、これは登れないと思います。
 
これがムラータの上です。見渡す限りと言いたくなるような長さです。
 
この板敷の橋の下は自動車が行き来する道路です。ここで終わりではないのです。ムラータはまだまだ続きます。
 
ムラータの凄いのは、何と地下道があるのです。ムラータの上からだけでなく地下道からも武器を打てるのです。ムラータの上から見れば地下ですが、外から見れば2階ぐらいの所に銃眼があります。
 
ムラータを抜けて、街へ出てきました。この街の道はほとんど石畳です。中世からの石畳でしょうか?
 
グルーっと廻ってお城の裏側へ出てきました。要衝というのにふさわしいたたずまいです。
 
この街で最初に見た自転車です。日本の自転車と同じようでした。自転車もですけど、乗ってる人もほとんど日本の人の様な乗り方です。
 
この人なんか日本人そのものみたいでした。
 
この人たちはチョットカッコよかったですが、日本にもこの程度の人たちはいると思います。
 
さてお楽しみのお昼ご飯です。ベリンツオーナはティチーノ州、ここはイタリア語圏です。イタリアといえば、、、そーなのです、楽しみにしていた生ハム、プロシュートというそうです。プロシュートコンメロン、なーんて言っちゃって、、、生ハムとメロンにありつきました。
 
次の目的地へは列車です。スイスの駅には出発時刻表があり、とても便利です。私でも何番線で待てば良いか分かります。
 
プラットホームには次に来る列車の行先や、どこに1等車、どこが2等車と分かる表示があります。これで確認しておけばまず安心です。
 
それでも不安なときはそこらにいる人に尋ねます。言葉なんか気にしません。行先の地名を言ってホームを指さすだけでOKです。今回はこの手で一度も間違いはありませんでした。
 
確認通りの列車が来て、ホッと一息。もぉー、これで安心です。
 
となるとあと必要なものは?スイスではMigrosとCoopが2大スーパーですが、Migrosにはタバコやアルコールはありません。健康に悪いものは扱わないという立派な思想だそうです。今回私たち不健康な年寄りはもっぱらCoopのお世話になりました。
 
不健康な年寄りは、明かりがつくころになると誰とでも仲良しになってしまいます。この手の人は日本にはあまりいないようです。かくして楽しかったベリンツオーナの旅も無事終わったのです。
 
 自転車の旅は何ヶ所も走るので自然と写真も多くなりますが、世界遺産は一ヶ所なのであまり写真がありません。1回ずつは軽くして、出来るだけちょいちょいUPするようにします。
 平成25年6月26日現在で世界遺産は981件あるそうです。47都道府県どころではありません。日本には今度の富士山を含めて17件あるそうです。自転車に乗ることも楽しいですが、ユネスコが認めた世界遺産を見て周るのも楽しみです。今回スイスを周ってみて、世界遺産のある土地すべてで自転車が活用されているのを見てとてもうれしく思いました。スイスから始まっていろいろな世界遺産とその周辺の自転車事情をお届けします。お楽しみに。
 
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