第9回 川越城(埼玉)

第9回川越城の回 ページメニュー

【その一】川越総合卸売市場
【その二】つぼやき平本屋
【その三】喜多院
【その四】本丸御殿
【その五】時の鐘
【その六】菓子屋横丁
【その七】醸ん楽座
【その八】和創菜と四季のすし 風凛
 

 
川越城
所  在 埼玉県川越市
築城年代 長禄元年(1457年)
城  郭 平城
築城者 大田道真、道灌親子
城  主 扇谷上杉氏、後北条氏、松平氏など
廃城理由 明治6年(1873年)明治政府の廃城令により
天  守 無し
見  所 現存する本丸御殿御殿、江戸を伝える城下町
最寄駅 川越駅(JR・東武東上線)
 

 
江戸の香りを保存する町、川越。
小江戸とも呼ばれる川越は、北から江戸への玄関口としての賑わいをうまく遺して今に伝えています。
城下町の隠れスポットに迫ります。
 
【その一】:川越総合卸売市場 <コメント:阿部ちゃん>
 
  今回は川越に馳せ参じました。
まずは川越総合卸売市場へ向かいます。
 
  いかにも春まっ盛りという桜具合。
花粉症の人には涙ものです。
 
  「和田です」さん邸から走ること約20分。
予想を上回るスケールの案内が眼前に。
「わがまま丼の花いち」気になります。
 
  これがざっくり市場の全景です。
思ってたより綺麗な佇まい。
朝9時より一般公開してます。
 
  場内に突入します。
早くものぶさんテンション盛ってます。
 
  精肉店の前で記念に一枚。
ファルコン気に入った御様子ののぶさん。
似あってますよ。
 
  鮮魚に夢中のあべ氏。
軽く小田原がフラッシュバック。
やっぱ日本人なら魚でしょ。
 
  肉、魚だけじゃございません。
こんなに赤々としたトマトは初体験。
 
  ちゃんとローカルネタも挟んできます。
川越サイダー。
この先至るところに登場します。
 
  実演販売でお茶も振る舞ってます。
リアル茶釜に心躍る二人。
 
  城攻め前に茶の湯とは粋ですな。
とりあえず胃を落ち付かせます。
 
  おやおやのぶさん何を見つけましたか?
 
  なんとパリに支店が!
最近日本茶が流行っているそうです。
恐るべしジャパンパワー。
 
  海苔も並行して販売している寿月堂さん。本店は築地に構えているミシュランに認められた老舗中の老舗。
無意識に佃煮ご購入です。

【寿月堂】さんHP

 
  そろそろ朝食にありつきたい御一行。
場内唯一のお食事処花いちさん。
元祖わがまま丼とはこれ如何に。
 
  朝からメニューの量がとんでもな~い。
 
  のぶさんはルールに則ってわがまま丼をチョイス。
 
  あべ氏は別の道を歩みます。
中落ち丼と鰈の唐揚げ。
何となく優しい画づら。
 
  お腹もマンパンマンになったので、次なるステージ喜多院へ向かいます。
 
【その二】:つぼやき平本屋 <コメント:阿部ちゃん>
 
  行きしなに「和田です」さんおススメの焼き芋屋さん、「つぼやき平本屋」へ立ち寄ります。
 
  グルメレポートさながら、いい画が撮れました。うまかったぁ。
 
  以前は製薬会社に勤めていたという御主人。
手付きは完全に芋焼き職人。
 
  今回は特別に壺の中を拝見させていただきました。ベニアズマや安納等ブランド品種をリーズナブルに提供中。1本150円也。
 
  大河ドラマ「江」の撮影の合間に来店したという欣也北大路の深イイ話を土産に喜多院へと向かいます。御馳走様でした。
 
【その三】:喜多院 <コメント:阿部ちゃん>
 
  平本屋さんから約5分。喜多院に到着しました。建立から約1200年続くという歴史ある寺院。
 
  神社野郎は今日もしきたりを守ります。
 
  そして今回の旅の無事を祈ります。
 
  こちらは日本三大東照宮の一つ、仙波東照宮です。元々静岡県の久能山に葬られた家康の遺骸を日光に移す際に、一旦休憩的な流れで納められたのがここ仙波東照宮だそうです。
 
  貫禄に満ちた葵の御紋。正月のみ開放ということで、残念ながら中へは入れませんでした。何となく憐れみを感じる後ろ姿。
 
  有形文化財多宝塔をスルーして、喜多院内部に潜入します。
 
  基本的には院内撮影不可ですが、中庭のみ撮影を許されたので記念にワンチャンス。春で良かったと思わせてくれます。
 
  続いて小江戸川越名物五百羅漢を拝見しに向かいんす。
既に笑みがこぼれます。
想像より小ぶりでビックリ。
 
  正確には538体あるそうな。
さすがに圧巻です。
 
  気になる奴もそこここに。
コイツとか。
 
  コイツとか。違うか!?
 
【その四】:本丸御殿 <コメント:のぶ>
 
  ようやく城跡に到着。
川越城を偲ばせるものはこの御殿。
藩主の住居兼、仕事場です。
 
  今のは御殿内で発見した照明器具。
行燈と呼ぶべきか。
 
  国内でも有数の現存する御殿で珍しい。
二年ほど保存修理工事で立ち入りできず、2011年3月より再開されました。その週末は4千人が訪れたらしい、ホットなスポットです。
 
  お座敷ではこのようにまつりごとが進められています。
 
  偶然にも発見したスタンプを偶然持っていたスタンプ帳に押していると…
 
  ここ川越城でちょうど100名城達成のご夫婦が!夫婦で日本全国を回られたそう。良い趣味ですよね。
3年かかったそうですが、我々はいつまでかかるか…?
 
  川越城で100城達成者が立て続けに出たそうです。みんな本丸御殿の再開を待ち望んでいたんですね。
 
  さて、さかもとさん登場。
パワフルに川越城の歴史、魅力を語り尽くしてくれます。
 
  息もつかせぬ語り口に魅了され、完全にバーさかもとの常連客となってしまいました。
シルバー人材派遣でいらっしゃったといいますから日本に眠るパワーは強い。
 
  さかもと裏話。
この御殿、その価値に気付かれる前は体育館になっていたというからびっくり!天井にバレーボールの跡が、たしかに、くっきり。
 
  大推薦の瓦の造り。
三つ葉葵の御紋が居並び、ここで球技をしたとは江戸時代のあと訪れた徳川軽視の思潮を感じます。
 
【その五】:時の鐘 <コメント:阿部ちゃん>
 
  さて次なる目的地は小江戸川越名物「時の鐘」。街並みもあべ好みに設えてあります。
 
  見上げたもんだよ屋根屋のふんどし。
スカイツリーなんぼのもんじゃい!
受付の方々、いい仕事されます。
 
  ギリギリ全貌を収めることができました。
さすが「和田です」プロ。
 
【その六】:菓子屋横丁 <コメント:阿部ちゃん>
 
  そろそろ小江戸ブラブラ開始します。
 
  ここが有名な菓子屋横丁。
 
  せんべえ屋がどうしても気になるのぶさん。
 
  結局買っちゃうんですね。
なかなかうまそうじゃないですか。
 
  うどん屋の前にはリアルサイズのコビトカバ。
 
  正体はこの方の仕業でした。
発泡スチロールアーティスト、ヤジマミキオ氏。今や川越の隠れ名物になっているそうです。他にもカエル、カメレオン等至るところに点在。詳しくは現地にて。
 
【その七】:醸ん楽座 <コメント:阿部ちゃん>
 
  最後に今日の特別イベント、醤油蔵の見学です。創業180年という川越で2番目に古いという「松本醤油店様」にお邪魔しました。
急に人増えた!?
 
  あちらが実際に醤油を作っている蔵でございます。先日の地震でもビクともしなかったようです。恐るべし江戸の力。
 
  醤油蔵に入る前にワンクッション。
ガラス工房を見学。
 
  なんと働いているのは師匠一人を除いて全員女性。ある意味シンデレラガールということでしょうか。違いますか。
 
  只今発酵作業中。現在計画停電の煽りを受け、作業に規制が張られているそうです。御察しします。
 
  こちらが醤油蔵の内部です。麹と樽の独特の匂いが漂い、180年の歴史を肌で感じます。ちなみに蔵には樽が40本あるそうです。
 
  醸造には2年を費やし、できあがった醤油はこの細いパイプから吸い上げるそうです。天井の梁も全て計算された丈夫なつくりです。
 
  樽とあべ。10人は軽く入れるでしょうね。今作るとしたら約1000万はかかるという超貴重な樽。箍を張り直すだけでも100万円かかるってどうかしてるぜ。
 
  こちらは樽に入れる前のもろみの様子。麻に包み、重ねてゆっくり絞り出します。
 
  自力に限界が出たらこちらの重しが最後に活躍。残り糟は現在牛の餌になったいるそうです。血圧は大丈夫なのだろうか。
 
  見学の最後に参加者一人一人に「はつかり醤油」が贈呈されます。かつてはこちらでしか入手できなかったそうですが、現在は成城○井等一部スーパーで手に入るそうです。見学は無料です。

ご予約は 小江戸川越「醸ん楽座」。

【醸ん楽座】さんHP

 
【その八】:和創菜と四季のすし 風凛 <コメント:阿部ちゃん>
 
  最後に本日特別参加の弊社高島会長に打ち上げ場所を設けていただきました。何やら不思議感たっぷりです。
 
  とてもこの先にお店があるとは・・・
 
  ありました。小説家がお忍びで来そうな店構え。小江戸の雰囲気まんてんです。果たして我々は入って良いのでしょうか。
 
  と言いつつ失礼します。
 
  川越名産「KOEDOビール」で今後のコンテンツ展開に花を添えました。
 
  出てくる料理も上品なものばかり。
 
  さらにマット氏、ヨシ武者氏もかけつけてくれました。いつになく賑やかな会合です。
 
  打ち上げの格が上がったのは会長夫妻のおかげ。家族ぐるみの仲の良さがこの会社にはあります。
 
  最後にのぶさん夫妻で記念撮影。
御参加いただいた皆様どうもありがとうございました。
 
  小江戸川越攻めは以上で完遂です。
今度は大阪攻めを予定。乞うご期待!
 
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