ロングライドへ行こう!~その21 『ろんぐらいだぁす!』聖地巡り10 しまなみ海道編(前編)~

こんにちは。
ロングライダーのアッキーラです。

皆さんは、楽しい自転車生活を送ってますでしょうか。

マンガ/アニメ『ろんぐらいだぁす!』聖地巡り10
しまなみ海道(前編)

ロングライドに関する小話を気ままに掲載します。
さて、第21回は、『ろんぐらいだぁす!』の聖地巡りでしまなみ海道編(前編)をお送りします。

「しまなみ海道を自転車で走ってみたい!」
「瀬戸内海を自転車で渡るって、どういうこと?」
「おいしいスイーツをたくさん食べたい!」
と、考える方は、いらっしゃいますか?

今年3月に、広島県・尾道と愛媛県・今治を結ぶしまなみ海道を実際に走ってきました。
その様子を前後編の2回に分けて紹介します。
今回は、前編です。
ブログ上で一緒に廻ってみましょう。

※マンガ第5巻第18話『初めての自転車旅行(前編)』参照。
※マンガ第5巻第19話『初めての自転車旅行(中編)』参照。
※マンガ第5巻第20話『初めての自転車旅行(後編)』参照。
※アニメ『ろんぐらいだぁす!』の最終話『ろんぐらいだぁす!』参照。

サイクリストの聖地・しまなみ海道!
新幹線のぞみ号でレッツゴー!!

<3月21日(水)>

朝から強い雨が降っています。

JR東京駅の東海道新幹線ホームです。
これから新幹線に乗り込みます。
今日は、尾道への移動だけで、尾道で一泊します。

先頭形状が独特のN700系です。
私は、モグリの鉄ちゃんなので、車両の詳しいことは分かりません。(汗)
始発駅なので、自由席に座っていきます。

葵ちゃん達は、東京駅から二つ先にある新横浜駅で集合しますね。
葵ちゃん、亜美ちゃん、雛子さん、弥生さんの4人は、新幹線輪行で移動します。
しかし、紗希さんがいません。
雛子さんの話によると、紗希さんは先行して尾道に向かっているそうです。
亜美ちゃんは、今回の自転車旅行に向けて、輪行袋に入れた自転車の他に大荷物で乗り込んできます。
その女子力たるや、恐るべし。

「自転車旅行でこんなモンいるかーーーっ!!(激怒)」(雛子さん)

「どっひぇーーーっ!?」(亜美ちゃん)

雛子さんの厳しい荷物チェックです。(笑)
まるで空港のチェックインカウンターみたい。
雛子さんの手で必要な物と不要な物と仕分けられます。
不要な物は、コンビニから送り返されます。

「アニマルプリントか・・・。」(雛子さん)

「に〃ゃーっ!!こんなところで拡げないでくださいっ!!わ〃ーっ!!わ〃ーっ!!」(亜美ちゃん)

輪行袋は、車両後部の座席と壁の間にある隙間に収めましょう。
車両の振動で、自転車が倒れないようにしっかり固定しましょう。

ホームで駅弁とお茶を購入しました。
くれぐれもお茶をこぼさないように気を付けましょう。(笑)
亜美ちゃんは、ペットボトル入りのお茶を駅弁の上にこぼしてしまいます。

「お茶漬けになったと思えば?」(雛子さん)

「こんなお茶漬け嫌ですよ~ うわぁぁん 私のお弁当~っ」(亜美ちゃん)

東京駅から新尾道駅までおよそ4時間くらいかかります。
車窓を眺めながら、ゆったり過ごしましょう。

新大阪の辺りで雨が上がって、晴れ間も見えました。
しかし、西へさらに進むと、雨がまた降り始めました。

16時前に岡山駅に到着しました。
ここで写真右側のこだま号に乗り換えます。
写真左側の水色の車両は、さくら号です。
新大阪駅以西の山陽新幹線と九州新幹線を走る車両です。
東京ではお目に掛かれない新幹線車両なんです。

17時になる少し前に新尾道駅に到着しました。

葵ちゃん達は、この駅前で紗希さんと合流しますね。

「こいつ自走だからな。いつ出発したんだ?」(雛子さん)

「ん?4日前よ?」(紗希さん)

「いや ちょっと 意味がわからないですけど・・・」(亜美ちゃん)

新幹線に乗らなかった紗希さんは、自走で新尾道駅まで来たんですね。
紗希さんの自宅は千葉県市川市にある、という設定です。
つまり、ここまでおよそ800kmを走ったことになります。
1日平均200kmを4日連続で走るなんて、すごすぎる!
底知れぬ体力に驚かされます。

尾道にようやく到着しましたし、とりあえずご当地の尾道ラーメンを食べましょう。
新尾道駅から国道184号線を南方向へ少し歩いたところに東珍康(とんちんかん)さんがあります。

http://www.tonchinkan.co.jp/store.html

出ました!
東珍康さんの尾道ラーメンです。
醤油味のあっさりラーメンです。
スープが美味しいので、箸が進みます。

そして餃子もいただきましょう。
1皿に8個もあって、食べ応えがあります。

美味しい尾道ラーメンと餃子でお腹を満たしました。
食べ終わった頃に雨がちょうど止んだので、ホテルまで自走しましょう。
ぐっすり眠って、明日に備えましょう。

<3月22日(木)>

宿泊したのは、こちら尾道ロイヤルホテルさんです。
しまなみ海道の向島行渡船のりばにほど近い場所にあります。
良いホテルです。

さて、出発前にチェーンに注油します。
ご存知、ペドロスのチェーンオイルです。
写真は、販売終了となったエクストラドライを使っています。

現在は、『Go』や『チェーンJ』などを販売しています。

https://www.riteway-jp.com/pa/pedros/110480.html

https://www.riteway-jp.com/pa/pedros/110523.html

4オンス(120ml)の小さい容器なら、大した荷物になりません。
ビニール袋に入れてボロ布に包んでしまえば、チェーンオイルが漏れ出しにくいです。

尾道に出発する前にチェーンをペドロス・チェーンマシンで洗浄しました。

チェーンの洗浄方法は、こちらをご参照ください。

ロングライドへ行こう!~その10 FELT VR30のメンテナンス編~

今日、出発前に注油しておけば、チェーンの回転抵抗が少なくなります。
そして、変速性能も向上して、パーツの摩耗も少なくなって、パーツの寿命も延びます。
体感的に言うと、カセットスプロケットが2枚分軽く感じます。
その結果、体力を温存できるんです。

ホテルの目の前は、瀬戸内海です。
写真左側には、新尾道大橋と尾道大橋が見えます。

新尾道大橋には、自転車・歩行者道はありません。
また、尾道大橋は交通量が多くて危険だ、と地元の方から聴きました。
自転車でこの橋を渡るのは、お勧めしません。
自転車は、渡船を利用しましょう。

http://www.go-shimanami.jp/cycling/cyclingmap/?p=onomichi#contents_wrap

私達は、原作・アニメの通りに渡船に乗りましょう。

向島行渡船のりばに着きました。
しまなみ海道の尾道側起点です。

コミックス第5巻の表紙風。

記念写真を1枚。
心優しい方に撮影していただきました。

渡船のりばの近くにレンタサイクルがあり、その向こうにONOMICHI U2さんがあります。
食事や宿泊できる、サイクリスト向きのお宿です。
次回は、ここに泊まりましょう。

で、渡船のりばに戻ってきました。
のりばの脇にしまなみ海道のルート図があります。

この看板によると、自転車は赤い道筋をおよそ70kmくらい走ると四国に上陸できるようです。
ちょうどいい距離ですね。

船が接岸しました。
早速乗り込みましょう。
運賃は、大人は¥100、子供が¥50、自転車は特殊手荷物扱いで別途¥10かかります。
(2018年3月時点の運賃です。)
乗組員さんに直接支払いましょう。

船が出港しました。
この尾道(駅前)と向島(富浜)を結ぶ渡船は、約12分間隔で運行しています。

後ろを振り返って、尾道の街とこれでお別れです。

向島に上陸しました。

道路にはこのような表示があり、この青い線を辿っていくと今治に着けます。
地図が無くても安心して走れるのが良いですね。

別の場所では、このような大きな表示があります。
逆に、反対車線では、『尾道方面』という表示に変わります。
そうですね。
今治を出発して、尾道を目指す方もいらっしゃいますからね。

走り出してから、いきなり逆方向へ寄り道しましょう。
先の渡船のりばからおよそ1.4km走ると、後藤飲料水工業所さんがあります。

ここには、昔ながらの懐かしい瓶ラムネを売っているんです。
冷たいラムネを美味しくいただきましょう。
スタートの祝杯ですよ☆

あれ?
今治まで74km?

後ろを振り返って、見覚えのあるS字カーブ

「すごいなぁ、しまなみ海道。海が陸に囲まれているって、おもしろいねぇ。」(亜美ちゃん)

「あぁ、こういう景色は見たことないよ。」(葵ちゃん)

そして、赤い橋

「道中には至る所にサイクルスタンドが設置されているし、各所にあるサイクルオアシスでは、休憩所やトイレや給水、空気入れの貸し出しなんてサービスも受けられるんだ。」(雛子さん)

「おぉっほぉ~っ!!しまなみ海道って、自転車乗りの楽園なんじゃあ・・・!!」(亜美ちゃん)

そして、因島大橋が見えてきました。
昨日から降り続いた雨は止みましたけど、風が少し吹いて、気温が低いです。
長袖ジャージやウインドブレーカーやネックウォーマー、フルフィンガーグローブを用意してきて正解でした。

因島大橋の真下を通過します。
とても高い場所に橋が架けられている事が判ります。

「亜美ちゃん。 もうすぐ、因島大橋よ☆」(弥生さん)

「あれ~、上まで上るんですよね。もしかすると、島を渡る度にそれの繰り返しですか?」(亜美ちゃん)

「まぁ、そうだな。」(雛子さん)

「そんな~。しまなみ海道って『自転車乗りの楽園』かと思ったけど・・・【きゅん】実はアップダウンが大変なコースだったなんて~!!わ~ん!!裏切られた~!!」(亜美ちゃん)

向島の看板があります。
自分がどの島にいるのか、一目瞭然ですね。

レンタサイクルを利用している方達をたくさん見かけます。

「大丈夫よ。橋までの連絡通路は、平均勾配3%の緩い坂だから☆」(弥生さん)

「ホントすごく楽に走れるし、自転車で走る人達の事を考えて作られているんだな~。」(亜美ちゃん)

緩い坂を上っていくと、因島大橋までの高さが近づいているのが分かります。

橋に繋がる道は、右側が歩行者で左側が自転車・二輪車で歩車分離になっています。

因島大橋が間近になってきました。
これから自動車道の下にある専用道を走ります。

橋の下に入りました。
因島大橋を渡っていきましょう。

「すごい!!道路の下に通路がある!!」(亜美ちゃん)

「確かにすごいな!こんなの私も初めてだ!」(葵ちゃん)

専用道と歩道は色分けされていて、縁石ブロックで区切られています。
橋からの景色に気を取られて、歩行者や縁石への接触や対向車との衝突に十分に注意しましょう。

途中で停まる場合、自転車を歩道側に寄せて、歩道側に立つようにしましょう。
専用道に立ち入る場合、周囲に十分に注意しましょう。

「よくよく考えてみると、ただ橋を渡っているだけとは言え、自転車に乗って海を渡れちゃうって、不思議な感じがしますね~。」(亜美ちゃん)

「確かに。なかなか味わえない体験だよな。」(雛子さん)

「で~。そろそろ因島に到着するわけなんだけど~、私、ぜひとも寄りたいところがあるのよね~。」(紗希さん)

専用道を渡って、因島に上陸しました。
紗希さんが寄りたいところは、端の近くにあります。

その場所がここ。
ご存知、はっさく屋さんです。
自転車をお店の脇に止めて、お店に入りましょう。

http://0845.boo.jp/hassaku/index.html

店内は広くて、座席がたくさんあります。
作中と同じテーブルで、葵ちゃんが座った同じ席に座ります。

そして、はっさく大福を購入します。
とりあえず自重して、3個に留めます。(笑)

はっさく大福の大きさは、ピンポン玉より一回りくらい大きいです。
はっさく大福を一口いただくと、はっさくの果肉が中から現れました。

「はわぁあぁぁ~、美味しい~!」(亜美ちゃん)

「はっさくの酸味と白餡の甘みが絶妙なバランスですね~。」(葵ちゃん)

紗希さんは、はっさく大福をテーブルの前に何十個も山積みして、食べ続けます。

「ふぉんと、くぉくぉのはっさく大福は、あむ、ん~絶品いょね~♪」(紗希さん)

「少しは、自重しろ。」(雛子さん)

百聞は一見に如かず。
本当に食べてみないと、味が分かりませんね。
私は、このはっさく大福の中身がはっさくの果汁と白餡を練り合わせたものかな、と想像していました。
ところが、はっさくの果肉がそのまま入っていたことにとても驚きました。
葵ちゃんの言う通り、はっさくの酸味と白餡の甘みが絶妙で美味しいです。

およそ半年間、はっさく大福のために待った甲斐がありました。
実は、昨年9月にしまなみ海道を走ろう、と最初計画したんです。
ところが、『はっさく大福は販売期間が10月から翌年8月までである』ことを知りました。
つまり、9月だけ販売してないんです。
このブログを作成する上で、はっさく大福を食べないわけにはいきません。
このはっさく大福を食べるため、今回のしまなみ海道を3月に走ることに決めました。
奇しくも作中で、葵ちゃん達が春休みの旅行で訪れる時期と重なりました。

店内の窓から因島大橋を観られます。
いい眺めです。

因島大橋を眺めながら、ジャンボいちご大福をいただきましょう。
はっさく大福より一回り大きい大福です。
こちらは、販売期間が1月~5月までで、はっさく大福よりも短いです。

いちご大福を一口かじります。
ご想像の通り、大玉のいちごが現れました。
春の期間限定で販売しているそうです。
こちらもいちごの甘さとこしあんの甘さが混ざり合って、とても美味しいです。

はっさく大福屋さんを出発して、先に進みましょう。
道すがら、満開となる桜の木が目に入ります。

こちらの菜の花も咲き誇っています。
写真2枚をパノラマで1枚に繋げます。

そして、生口橋が見えてきます。
尾道側から数えて3番目の橋になります。

生口橋を渡らずに海沿いを走り、途中で左折すると、ご存知、大山神社さんに到着です。
ここは、全国でも珍しい ”自転車神社 ”があることで知られています。

「珍しいものだと、自転車の神社とか。ちょうどこの因島にあるんだ。」(雛子さん)

「ハンドルに着ける自転車のお守りとかもあるし、安全祈願に寄ってもいいんじゃないかしら~。」(弥生さん)

本殿に向かうには石段を上がる必要がありますが、神社の左側に道路があります。
自転車でその道路を走って本殿に向かいましょう。

神社の左側にある坂道です。
神社入口と本殿までの高低差を先ほどの階段に代わって自転車で上ります。
サイクリストなら、自転車でこの坂道を上りましょう。
理由は、後で説明します。

ちなみに、この坂道の斜度は14%あります。
写真右側の標識には『14% 激坂』とまで表示されています。
自転車神社にふさわしい坂道ですね(笑)

本殿のある敷地は、自転車を乗り入れできます。
自転車をサイクルスタンドに掛けて、葵ちゃん達と同じように奥側の本殿を先に参拝しましょう。
今までの感謝とこれから叶えたい願いへの願掛けをします。

え?
どんな願掛けか?
どうか察してください。
( ̄▽ ̄;)

そして、自転車神社は、手前側にある小さくて赤い社です。
こちらも参拝しましょう。

これまでのロングライドを無事に完走できたことに感謝申し上げます。
これからのロングライドも無事に走れるように願掛けします。

参拝記念に自転車と一緒に撮影していただきました。
また、社務所の方が神社のFacebookに私の写真を掲載していただきました。
この場を借りて、お礼を申し上げます。

 

大山神社さん特製の交通安全お守りを購入しましょう。
このお守りは、バンド式になっているので、写真のようにハンドルバーに取り付けられます。
同じ形のお守りで『ろんぐらいだぁす!』コラボお守りも販売しています。
どちらかお好きな方でも、両方とも購入してもいいですね。

この他に、小さなお札のお守りもあります。
これは、自転車用ヘルメットに貼り付けられるものです。
ヘルメットのわずかな幅に貼り付けられますよ。

さて、参拝が無事に済んだので、しまなみ海道へ戻りましょう。
生口橋を渡って、生口島へ進みましょう。
天気が回復して、気温が上がって青空が見えてます。

生口橋の上です。
因島大橋と異なり、こちらは歩道が車道と並んでいます。
歩道は十分な幅がありますので、歩行者や他のサイクリストに注意しながら、端を渡りましょう。

生口橋を渡り切って、緩い下り坂を下りていくと、生口島の看板と出くわします。
この看板は、葵ちゃん達5人が集合写真を撮っていますね。
私は、たまたま通りがかった方にお願いして撮影していただきます。
・・・私一人です。

葵ちゃん達を撮影してくれたのは、三宅先生の旧作『すぱすぱ』のヒロイン・鈴ちゃんです。

青い線をひた走って、次の休憩場所へ向かいましょう。

そして、ジェラート専門店ドルチェさんに到着です。

http://www.setoda-dolce.com/

雛子さんが先ほど説明してましたが、しまなみ海道では、サイクルオアシスが随所に設置されています。
ドルチェさんでは、トイレと空気入れを利用できて、水を補給できます。

お店に入って席に着きましょう。
テーブル席で葵ちゃんが座った同じ席に座ります。

アイスの冷凍ケースの中には、いろんな種類のジェラートが並んでいます。
冷凍ケース丸ごと全部食べたくなりますね。(笑)

ここのオススメジェラートは、『伯方の塩』『瀬戸田のレモン』です。

伯方の塩は、しょっぱいかと思いきや、逆に甘さが控え目になっています。
スイカにかけた塩の効果みたいな感じでしょうか。
甘いものが苦手な方も美味しく食べられるでしょう。

瀬戸田のレモンは、地元産のレモンを使ったジェラートです。
柑橘類特有の酸味が特長です。
一口一口食べると、だんだん病みつきになりますよ。

そして、アイスなくりーむパンです。
ドルチェさんとクリームパンで有名な八天堂さん(広島県三原市)とのコラボ商品です。

アジア最大級の食の展示会『FOODEX JAPAN 2012』で行われた『ご当地アイスグランプリ』で最高金賞と優秀商品力賞をダブル受賞した新感覚スイーツです。

一口食べると、中にジェラートが入ってます。
食べる前に常温で時間を少しおいて、手で半分くらい割れるくらい柔らかくなったら食べ頃です。
パンとジェラートが合わさって、とても美味しいです。

ドルチェさんらしいと思うのが、この豚まん販売です。
『揚子江の豚まん』という商品名で販売しています。

注文すると、熱々の豚まんが出てきます。
美味しく食べるコツは、豚まんを上下逆さまにひっくり返して、台紙を剥がすことです。
こうすると、豚まんを崩すことなく、好きなように食べられます。

さて、ここで気になったことがあります。
紗希さんが食べていたのは、『アイスなくりーむパン』なのでしょうか?
それとも、『揚子江の豚まん』なのでしょうか?

私の見解は、
~ 紗希さんは両方食べたかもしれない ~
です。

なぜなら、食いしん坊の紗希さんが、どちらか片方だけを食べて、残りの片方を食べずに我慢するなんて考えられないからです。
東京からしまなみ海道まで自転車で走って来て、自分へのご褒美をどちらか片方だけに留めるなんて、不自然に感じます。
そんなの、紗希さんらしくないですね。

だから、私は両方食べます。

ドルチェさんで大休憩したので、先に進みましょう。
道なりに進んでいくと、コンビニ・せき商店さんが見えてきます。

葵ちゃん達がこの先にある住之江旅館さんに宿泊した翌日、雨が朝から降り出します。
5人で相談して雨天ライドに向けて、カッパを買い込んだお店です。
亜美ちゃんは、カッパを着こんで勢いよく出発しますね。
その際、自転車のタイヤを金属製のクレーチング(側溝のフタ)に滑らせてしまい、落車してしまうシーンの場所です。

せき商店さんの先にある商店街の路地を入っていくと、岡哲商店さんが見つかります。
紗希さんオススメのグルメスポットとなるお店です。
お店の中をうかがうと、有名人の方が数多く来店しているそうで、たくさんのサインが壁に貼ってました。

コロッケをいただきましょう。
冷めても美味しいコロッケです。

葵ちゃん達が宿泊するのが、ここ住之江旅館さんです。
私は、宿泊を予約してないので、そのまま通過します。
次の機会に宿泊します。

隣の高根島(こうねしま)を結ぶ高根大橋です。
虹の懸け橋に見えるアーチが美しいですね。
葵ちゃん達は、夜にコインランドリーへ向かうため外出する際、この橋を眺めていきます。

今回の前編は、ここまでとさせていただきます。
前半だけでも良い景色と美味しいグルメスポットと観光名所を巡ってきました。
楽しんでいただければ、幸いです。
次回は、後編をお送りします。
この先にも見どころ満載です。

『I can go… as far as I want!
僕らはどこまでも行く
道が続く限りどこまでも行く
思い出すのは遠い昔、
初めて補助輪を外して走り出した時のこと
ロングライドは心の状態
10kmであれ
2400kmであれ
あなたにとって冒険ならば
それは立派なロングライドです』
※自転車ロングライドの同人誌『LONGRIDERS』より抜粋。

いかがですか?

しまなみ海道を走って瀬戸内海を渡って、サイクリストの聖地を巡ってみませんか?

『ろんぐらいだぁす!』©三宅大志・一迅社/ろんぐらいだぁす!製作委員会

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