雨のライドを快適にするロードバイク用レインウェア BBB「ストームシールド2.0 BBW-481」レビュー by 鈴木史竜

こんにちは。Team Eurasia-iRC TIRE　鈴木史竜です。

自転車に乗る事はいつも楽しいものですが、雨のライドは時に憂鬱。あまり楽しいものではないと思います。しかし、旅先、通勤、トレーニング等の都合で、どうしても雨天で走る事は少なくありません。

そんな雨のライドは、ウェア選びで不快度が大きく変わります。憂鬱な雨のライドを、少しでも快適にしてくれるアイテムのご紹介です！

BBB　STORMSHIELD 2.0（ストームシールド2.0）！

雨の日はもちろん、風も通しにくい素材であるため、ライドを快適にしてくれる製品であると思います。

ドライで快適なライドを実現する防水機能

まず性能としては、対水圧10000mm/H20 ・透湿性10000g/㎡/24H。　これだけ見るとよくわかりませんが、ちょっとの雨ではびくともしない大雨にも対応できる数字です。また、透湿性にも優れ、極力蒸れを抑えています。総じて、従来の浸みやすいサイクル用レインウェアとは違い、アウトドア用レインウェア相当の性能をもっています。

もちろん、超高級な素材であれば、対水圧、透湿性共にこれ以上優秀な製品はあると思います。しかしストームシールドは、自転車のライド専用に設計され、定価12500円！高性能を持った上でのこの価格は、とてもコストパフォーマンスが高いと思います。

また、浸水を防ぎ、ドライで快適なライドを実現してくれる要因は、素材だけではありません。ジャージ裏側には、しっかりとした処理が行われています。全ての縫い目の裏側には、透明な防水テープが貼られています。この気遣いにより、縫い目から水が浸入してくるのをしっかりと防ぎます。

表面のチャックも水の入りにくい加工をしてあり、徹底的に雨に対抗します。

雨天でも安全性を高めるリフレクター

さらに雨の日は、大抵視界があまりよくありません。視認性が低く、目立たない事は大きな危険に繋がりやすくなります。しかし、レインシールドの袖と腰の部分に、リフレクター機能のあるデザインが施されています。特に後方から視界に入りやすい部分であるため、見通しの悪い状況下でも、しっかりと安全にも配慮したデザインとなっています。

高い防水性能を持ちながらバックポケットに収納可能

アウトドア用の防水性能を持つ素材、なかなかコンパクトに収納は難しいのではないかと想像していました。それにも関わらず、収納はこの大きさ。大きいと背中に入れにくいので、途中で脱いだり、曇りの日に持参したりする事が難しくなってしまいます。しかしストームシールドは付属の小さな収納袋に綺麗に収まるため、天候の変化に合わせて持ち運び、途中で脱ぎ着をしやすい設計になっています。