GARMIN VARIA UT800発売!至れり尽くせりのスマートヘッドライト(使用編)バリア UT800

GARMINが提案する新世代ヘッドライト バリア UT800を紹介!

前回は、高輝度スマートヘッドライト『VARIA UT800』の特長と付属品を紹介しました。
今回は、使用編として実際に使ってみた感じを紹介します。

Edgeデバイスとのペアリング!

VARIA UT800本体を使う前に、Edgeデバイス対応商品とのペアリングが必要です。
すでにご存知の方も多いかと思いますが、ペアリングとは、
『接続設定を行うこと』
です。

ペアリングを始める前に、お持ちのEdgeデバイスがVARIA UT800と対応しているか確認しましょう。
http://www.garmin.co.jp/products/intosports/varia-ut-800/#accessories

ペアリングの方法は、次の通りです。
今回は、私物のEdge 820Jを試しに使用します。
詳しい設定方法は、お手持ちの取扱説明書をご参照ください。

1.Edgeデバイスの電源を入れて、メニュー画面を開く。

Edge 820Jを使う場合、画面左下にある『三』印をタップ(一押し)します。

2.メニュー画面の中から、『設定』を選ぶ。

3.『設定』画面の中から、『センサー』を選ぶ。

4.『センサー』画面の中から、『ライト』を選ぶ。

5.『Varia接続設定』画面の中から、『無効』となっている項目を『有効』に切り替える。

これで、Edgeデバイスは、VARIA UT800とのペアリングを完了しました。
動作確認をしてみましょう。

写真のEdge820Jは、スピードが0.0km/hを表示しています。
この時、VARIA UT800は、弱く点灯します。

Edge 820J用スピードセンサーを片手に持って、クルクル回してみましょう。
写真左上の黒い物体がEdge 820J用スピードセンサーです。
クルクル回すと、あ~ら不思議。
スピードがEdge 820J本体の画面に表示されると同時に、VARIA UT800が強く点灯し始めました。

別に不思議でも何でもありません。(笑)
Edge 820J本体がスピードセンサーの信号を検知して、ペアリングしているVARIA UT800へ信号を送っているだけなんです。

そして、スピードセンサーの回転を止めると、VARIA UT800は、元の明るさに戻ります。
このようにスピードに応じて明るさを自動的に調節します。
この機能こそ、『スマートヘッドライト』の面目躍如と言えるでしょう。

Edgeデバイスのペアリングが有効である限り、VARIA UT800は点灯し続けます。
Edgeデバイス本体の電源を切ると、VARIA UT800も電源が自動で切れます。

VARIA UT800の取り付け

VARIA UT800の取り付けは、付属しているアウトフロントマウントを使用します。

このフロントアウトマウントを取り付けるには、付属の取付用スペーサーが必要です。
取付用スペーサーは、Φ25.4mmとΦ31.8mmの2種類があります。
ハンドルバーの取り付け場所の太さに合わせて、アウトフロントマウントをハンドルバーに取り付けましょう。
アウトフロントマウントは、六角レンチ(アウトフロントマウント用 M2.5mm)で固定します。

次に、VARIA UT800をアウトフロントマウント下部取付台座(以下、下部取付台座)に取り付けます。
この時、ライト取付用ボルト(Φ5mmX長さ19mm【実測】)を使って、VARIA UT800本体と下部取付台座を繋ぎ合わせて、六角レンチ(ライト取付用 M4mm)で固定します。

下部取付台座をアウトフロントマウントの下側に取り付けます。
前回説明しましたが、この取り付けには、噛み合わせ部分を合わせる必要があります。
噛み合わせ部分をよく確認して、はめ込みましょう。

下部取付台座は、噛み合わせ部分の外側が固定用つまみになっています。
固定用つまみを反時計回りに90度回転させると、下部取付台座をアウトフロントマウントに固定できます。

Edgeデバイスをアウトフロントマウントの上側台座に取り付けます。
Edge 820Jを取り付けました。
このアウトフロントマウント1本を使うことで、
・Edgeデバイスを上側に
・VARIA UT800を下側に
それぞれ取り付けられます。

 

 

ぜひ使いたい便利グッズ
ベンテッドヘルメットマウント


※ガーミンジャパン様の公式ページより引用。


※ガーミンジャパン様の公式ページより引用。

「ハンドルバー周りをすっきりさせたい。」
「夜間に走る時、自分の視線の先をVARIA UT800で照らし出したい。」
と考える方は、いらっしゃいますか?

ナイトライドで重要なことは、

『自分の進む先を明るく照らすこと』

『自分が自転車で走っていることを対向車や周りの歩行者に知らせること』

です。

この二つの事を最大限に満たしてくれるのが、ベンテッドヘルメットマウントです。
このマウントには、VARIA UT800を取り付けるための台座が付属しています。
つまり、これを使うと、VARIA UT800をヘルメットに取り付けられます。

ヘッドライトをヘルメットに取り付けると、夜間における自分の視野が大きく拡がります。
夜間で自分の視野が拡がることは、前方に発生した危険を一早く回避できることを意味します。

一方、自転車本体に取り付けたヘッドライトでは、自転車の5mくらい先だけを照らし出します。
この時、前方に発生した危険に気づいても、回避に間に合わないこともあります。

ナイトライドを安全に走るため、この便利グッズをぜひ使ってください。
遠くまで見渡せるので、自転車で安心して走れるようになりますよ。

詳しい仕様は、ガーミンジャパン様の公式ページをご覧ください。
http://www.garmin.co.jp/products/accessories/010-12256-04_010-01673-20/

VARIA UT800の明るさ比較

VARIA UT800の明るさを比較します。
夜間、実際に照らし出した時の写真を撮影しました。

ハイ(800ルーメン)

ミディアム(400ルーメン)

ロー(200ルーメン)

ナイトフラッシュ(100~300ルーメン)

弱い時、100ルーメンの明るさです。

強い時、300ルーメンまで一瞬明るくなり、強弱を繰り返します。

デイフラッシュ(700ルーメン以上)

ピンボケしてしまい、申し訳ありません。
デイフラッシュでは、700ルーメン以上の強い光を一瞬だけ光らせます。

走る環境や走行時間と走行距離を考えて、明るさを選びましょう。

全出力時では、日中でも約1.6km以上離れた場所からの可視性を有しています。

VARIA UT800の説明は、以上になります。
前回の開封編と合わせて、スマートヘッドライトの特長をお伝えできれば幸いです。

夜間、自転車で走る場合、ヘッドライトは欠かせません。
ヘッドライトは、機能が年々改良されています。
その効果は、眼を見張るものがあります。
安全に、かつ、安心して、自転車で走るため、ヘッドライトを見直しましょう。

いかがですか?

新世代のスマートヘッドライト・VARIA UT800を使ってみませんか?

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