Alexrims ALX473 ベアリング交換<前編>

5万円を切りながらも1400gという圧倒的軽量ロードホイールAlexrims ALX473

ALX473 インプレ→https://www.riteway-jp.com/itemblog/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB-9294/2017/03/_koesashi

今回はalx473の高回転を支えるベアリング交換してみます。

難しいんじゃないの?と思われがちな作業ですが、意外と簡単。ワケはalexrimsのシンプル設計に秘密があります。

まずはフロントホイールから!

~ベアリング外し方~

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赤いアルマイトエンドキャップを素手で引き抜く。

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両サイドにはベアリングが1つずつと真ん中にシャフト。

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プラスチックハンマーでシャフトを叩いて片側のベアリングを押し出す。

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叩いた反対側からシャフトに押されベアリングが出てきました。

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外側のハブが邪魔して最後までシャフトを叩けないので、シャフトの穴に入る適当なボルトを入れて再度叩いていきます。

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片側のベアリング抜けました。再度シャフトを差し込んで、反対側のベアリングも叩き出します。

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見ていただく通り、とっても簡単な構造なんですよね。

シールドベアリングは、「シールド」と呼ばれておきながらナイーブなパーツです。このように叩いてしまったりするとベアリングの精度が落ち綺麗に回転しません。ですので基本的に使い捨てです。

~ベアリング選び方~

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外径17mm×内径9mm×幅5mmのベアリングが入っています。型式でいうと、「689zz」一般的な工業規格のベアリングで、ジャパンブランドのメーカー品が入ってます^^

もちろんライトウェイでも補修品ご用意してますよ!

商品コード:862055 alx473用フロントベアリングセット  4000円

~ベアリング圧入方法~

・・・とその前に、簡単な構造なだけに砂や水の浸入が怖いので

粘土の高いグリスを多めにハブ内のカップとベアリング、シャフトに塗っておきます。

ここからが本番といってもいいです。ベアリングを圧入していきます。

ベアリング圧入は叩いたりはしません。新品のベアリングが台無しです。さらに、ホイールに対してベアリングを垂直に奥まで入れないと綺麗に回りません。これが難儀。そのためホイール用のベアリング圧入工具が世に出ていて自転車屋さんのプロの技が光るところであります。自転車屋さんに依頼するのが間違いないです。

しかし自分でやってみたい!という方には、フロント用のクイックリリース!自作工具で圧入してみます。※自己責任でお願いします。

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要らないフロントクイックリリース用意して

ベアリングと同じ直径17mmの①ソケット工具

ベアリング全体を押せるように直径17mm内径9mm②ワッシャー

この次にベアリングを入れてハブに差し込んで

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反対側は、ハブ本体を押せるように大きめの③ワッシャー

最後にクイックリリースのナットの方法で私はやりました。

写真 2017-04-11 18 23 06

ポイントはベアリングを片側ずつ圧入します。シャフトを通した状態で圧入するとうまくいきます。

ベアリングが斜めに入らないように注意しながら、クイックレバーを少しずつ倒してはナットを締め・・・を繰り返して少しずつベアリングを圧入していきます。

両サイド圧入が終わり、グリスで外側をフタしてエンドキャップをはめれば完成!

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